販売促進・企画係の白数です。 ナンダカンダで頑張っております…。
今日は6月以降の企画相談を料理長と少しさせてもらって、ちょっとアイデアが…。
喜んで頂ける企画を従業員一同、少ない知恵を出し合って作り上げていきます(*^^)v
この間、パソコンを前にして悪戦苦闘、七転八倒していると、料理長から内線電話が…。
「白数さん、【おくいぞめぜん】作ったから写真とってよっ」 (料理長)
「えっ? おくいぞめぜん???」 (白数)
白数の思考・・・。
ん? なんだ??? おくいぞめぜんって???
おく・いぞめ・ぜん??? おくい・ぞめ・ぜん??? おくいぞ・めぜん???
「ぞめ」は染め??? 着物??? 「ぜん」は禅??? 友禅???
料理長が染色した友禅を作った??? そんなはず無い・・・。
「おくい」は地名??? 奥伊根みたいな??? 奥伊豆??? 奥井という地名???
と、いうことは…。 結論「奥井染め禅」とは 奥井地方に昔から伝わる染色友禅である。
「う〜ん。 ちがうか〜っ」 そういえば、こんなこという若手の芸人さんいたな〜???
とりあえず、わかんないけど、まっ、いっか。 行けば分かるし・・・。 分かってるフリしちゃおっと。
(この間 2秒)
「わかりました。 すぐ行きます」 デジカメ抱えて調理場へ・・・。
調理場の料理長の元にそれはありました…。
あ〜っ!! 「歯がため」ですか!!
まさに 「お食い初め膳」ですねっ。 (一人で納得)
【お食い初め】
お食い初めの歴史は古く、平安時代から行なわれていたそうです。「お食い初め(おくいぞめ)」以外のよび名では初めて魚を食べさせるということで「真魚(まな)始め」、初めて箸を使うので「箸揃え」「箸祝い」ともいわれます。また、祝う時期が生後百日前後なので「百日(ももか)の祝い」や「歯がため」という呼び方の地域もあります。生まれてから百日目に行なうのが一般的で、両祖父母両親で子供が一生食べ物に困らないように願って赤ちゃんに食べ物を食べさせる儀式で、箸は柳の白木、お椀は鶴、松などの蒔絵(まきえ)模様の描かれている漆器のもの。お膳は紋付で男の子なら朱塗りの膳、女の子なら外側が黒塗り、内側が朱塗りの漆器を用います。このお膳は母方の実家から贈られる事が一般的ですが、家紋は婚家(嫁ぎ先)のものをいれることが多いようです。膳の内容は、尾頭付きの鯛・澄まし汁・お煮染め・香の物・御赤飯・紅白丸餅(五つ)、地方によってはしわがいっぱいになるまで長生きできるようにと梅干を添える習慣もあります。その他、お宮参りの際に拾う小石を口に当てるといった風習(丈夫な歯が生えますように=歯がため石)もあります。正式には「養い親」が箸をとり食べさせるマネをします。「養い親」とは祖父母や親戚のなかの長寿の人ですが、これも長寿にあやかると言う意味があり、男の子なら男性に、女の子なら女性に頼みます。正式な食べ方の順番は、飯、汁、飯、魚、飯の順に三回食べさせるマネをします。この場合に、「ひとつぶなめ」といわれるように一粒だけでも食べさせるようにします。
↑ よく見てください。 松葉の「松」、竹の子の「竹」、麩の「梅」で「松竹梅」です。
天橋立ホテルは「お食い初め」用のお料理もご用意できます。 お気軽にお問合わせください。
2009.05.07 Thursday
企画係の広報活動
Author : amanohoashidate | 企画係の広報活動 |