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2009.06.28 Sunday

企画係の休日・・・。

営業企画 白数販売促進・企画係白数です。  ホテルのお仕事って休みが不定期なんです。
平日の日もあれば、土日の日もあり、2連休の日、単発休みなど様々…。
当然、友人・社内の人と休日が合うことも少なく遊ぶ予定も立てにくいんです。

もちろん遠出は、しずらく・・・。 近場で過ごさなければいけない現実…。
私の場合…。 兵庫県の出石町によく行く…。(天橋立から車で約30分)ここは蕎麦が有名。名物「皿そば」です。 町には多くのお蕎麦屋が並んでおり、観光客でいつも賑わってます。わたくし「よく行く」と書きました。 そうです。 馬鹿の一つ覚え的に行ってます。 数えてみると40店オーバーのお蕎麦屋さんに行きました。当たり前ですが、店それぞれ特徴があります。 自分好みのお店を探すのに一時期、燃えてしまいました。今は「お気に入り」のお店1点張りです。(定休日もあるので、その場合は対抗の店へ)
先日の休みは久しぶりに蕎麦が食べたくなったので出石町に出かけました。お目当てのお店に到着したのはいいが、開店10分前・・・。お店の方が店先で開店準備をされていて、気が付いたようで「少し早いですけどお入りください」と、とても親切&笑顔でお出迎えしてくれました。一番乗りです。 湯がきたてチャンスです。(嬉) 皿そばは1人前が5皿、追加で1皿づつ注文できます。 ここで注意点:一度に多く頼まないこと・・・。 注文をしてから3分程度でまず「薬味」と「つゆ」が運ばれてきます。まずしなくてはいけない儀式として「そばつゆ」のチェック。ここのお店は他店よりつゆの「色か濃い」のが特徴。でも決してつゆ自体が醤油辛いのもではない。他店に比べると醤油の量は多いかもしれないがその奥行きは浅いものでなく深い。カツオダシがとにかく効いている。「つゆがうまい」から間違いない。蕎麦が来るまでは「ここまで」。 決して薬味を投入してはいけない。

そして蕎麦がくる。ここの蕎麦は中間ぐらいの色で(白くもなければ黒くもない)麺の太さは細く、表面は艶やかで光っている。このつやはすぐに冷水で〆なければでないものです。まず「蕎麦」のみを2・3本 口に含み噛んで歯ごたえのチェック。そして鼻から空気を抜いて蕎麦本来の風味を感じる。ここの蕎麦は歯ごたえは他店に比べ強い。加水率が高いと弾力だけの蕎麦になるがその辺は絶妙なバランスが生じていて噛んでも楽しめるし、喉越しでも楽しめる。鼻から抜ける風味は輸入品を一切使わず、国内産の玄蕎麦のみ使用しているだけあって少し甘く感じるほど。そして次につゆを付けて食す。少し辛く感じていたつゆも蕎麦と一緒に食すことによってまったく辛く感じない。逆にあっさり感じてしまう。つゆのみで最低でも3皿は食べてもらいたい。噛んで食べ、喉でたべ、そして好みの食べ方で。いよいよ薬味の登場。ついてくる薬味は「わさび」「きざみ葱」「山芋とろろ」「生卵」だが私は「とろろ」と「卵」は入れない。葱とわさびを少量投入し、自分の好みになるまでわさびを少しづつ入れていく。好みの味になったらとにかく早め早めで食べる。蕎麦は生きているので出されたすぐがやっぱりうまい。決して邪魔くさいからといってまとめて注文してはいけない。小出し小出しで注文した方がいい。ここは店の奥に自家製麺所をもいっているのでその品質は高く、間違いないものである。(しかし販売はしてくれない)ここは本物の「打ちたて」「挽きたて」「茹がきたて」が楽しめる店である。存分に蕎麦を楽しんだ後は必ず「蕎麦湯」を頼むこと。他店と違いお願いしなければ出してくれない。そしてここは風味付けの「ゆずの皮」を入れていないのがうれしい。だから蕎麦で感じることの出来ない部分の風味を蕎麦湯で楽しむことができる。蕎麦湯を楽しむ際、気をつけなければいけないのは1度つゆ入れをあけてしまうこと。食べている時にそばつゆを調節してください。蕎麦湯100%を口に含み鼻から抜く。目を閉じれば1面に広がる広がる蕎麦畑。次に少しつゆを入れて楽しむ。 あ〜っ 「日本人でよかった」と実感そして感謝。  充実した日が過ごせました。
天橋立宿泊の翌日の「お昼ごはん」は出石でお蕎麦・・・。 「あると思います!!」

長々と熱弁してきましたが今回、私が一番、何が言いたかったのかというと
 
       「蕎麦を食べる時はビールを飲むな!!」 
 
     「生卵と山芋は入れてほしくない!!」   です。

Author : amanohoashidate | - |